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観松院 弥勒菩薩半跏思惟像

謎多き仏像

国の重要文化財。
制作年代は7世紀頃とされ、朝鮮半島から渡来した数少ない仏像の一つではないか見られています。
何故にこの地にこの仏像があるのか分からないことから謎多き仏像と呼ばれています。
像高16.4cm、総高30.2cmの金銅製で、右手の部分だけが木製で、補修されています。この金銅象は6世紀ころに朝鮮半島三国時代の百済の扶余(ぷよ)郊外で鋳造されたもので、鍍金(ときん めっき)が施されていましたが、火中の難にあい、一部を残してほとんどが脱落しています。
また右手もその時失った可能性があります。
現在の右手は昭和30年頃木製で後補されたものです。
弥勒菩薩は総ケヤキ造りの厨子に安置されており、厨子は元文2年(1737年)に製作されており、この欅造りの厨子は村の文化財に指定されています。
「安曇野ちひろ美術館」館長の松本猛さんが小説家で実業家でもある菊地恩恵さんと共同で執筆した小説「失われた弥勒の手」(講談社)では、まさにこの弥勒菩薩像が松川村にある謎がテーマとなっています。
九州の安曇族との関係性についてロマン溢れる内容で物語が展開されます。こちらもぜひご一読を。
なお、「観松院弥勒菩薩半跏思惟像」は、通常観松院に収められて非公開となっています。
見学を希望される方は、事前に松川村教育委員会に拝観予約をしてください。
松川村教育委員会(TEL:0261-62-3111)

観松院 弥勒菩薩半跏思惟像

観松院 弥勒菩薩半跏思惟像

名称 観松院 弥勒菩薩半跏思惟像
指定区分 国-指定-重要文化財
指定日 昭和57年6月5日
所在 〒〒399-8501
長野県北安曇郡松川村町屋1324
電話番号 0261-62-8776
松川村教育委員会 0261-62-3111

 

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